インタラクティブアート「W♭Y♭KM♭CK」

本作品は、企画展「共に在る音楽」出展作品です。
コンセプトと設計

通常は平面の画像データであるイラストも、不可逆的な波形データである音楽も、鑑賞者の身体行為や空間的な配置に接続することはできない。
対する本作では、それらへの接続を試み、新しい視聴覚体験(音楽体験)を探求する。
CMYK+Wに分離したイラストをアクリル板に印刷し、間隔を設けながら立体配置する。この設計によって、作品の周囲を歩き回りながら様々な角度で作品を眺めると、イラストが場所に応じてズレていく様を体感できる。

この時、鑑賞者がイラストに向き合う角度を画像認識により検知する。そして、音楽上で周期的に奏でられる和音の構成音が、取得した位置情報にに合わせて徐々にずれていくシステムを構築し、スピーカーから出力する。
身体を使って、イラストのずれと音楽のずれが同期する様子を体感することで、通常の鑑賞ではあり得ないような「新しいずれの感覚」を創出し、イラストと音楽に存在感を付与する。
システムの設計と構築
